
オフセット印刷機でカラー印刷を行なうとき、色の品質を一定にするためにカラーバーを用いています。用紙の上部や中央に横一列にKCMYのベタパッチを入れ測定することで、インキ濃度の管理を行なっています。 カ・・・
印刷のこと2021年4月5日
まだまだ現役の活版印刷機で行なっているナンバリング印刷。伝票やチケットなど多くの製品で必要不可欠なものなので、定期的に印刷の注文が入ります。オフセット印刷やオンデマンド印刷に比べて時間と手間がかかりま・・・
印刷のこと2021年3月8日
先日、「マーメイド絹」という紙を使った印刷をしました。 マーメイドのなかには様々な色があり、「絹」はそのなかでもきれいな白色が特徴の紙。1956年に誕生し、現在では60種類ほどの色があります。 紙の表・・・
デザイン・制作のこと2021年2月25日
印刷機で行なうニス加工のなかにも様々な種類がありますが、今回はOPニスについて紹介します。 OPとはオーバープリントのことで、印刷面の上からさらに透明の油性溶剤を印刷します。これにより摩擦などから印面・・・
印刷のこと2021年2月18日
書籍や冊子に使われる紙として、一般的に広く使われているのが、上質紙とクリーム上質紙です。(上質・クリーム上質は非塗工紙というジャンルになり、塗工紙のジャンルではコートやマットコートがよく使われます) ・・・
製本のこと2021年2月8日
かまぼこレンズ…。 数十年前、活版印刷時代に使っていたかまぼこ型のレンズのことをそう呼んでいました。 電子組版機(パソコン上の組版ソフト)では、文字を平体や長体にしたり、斜体にしたり…と自由に変形する・・・
デザイン・制作のこと2021年1月14日
先日、関門五行歌会さまからご依頼をいただき、A5判の冊子「ぺんで」を作製し納品しました。 この冊子で紹介されている五行歌とは、短歌や俳句とおなじような短詩型の一つで、「五行で書く」という基本以外は字数・・・
製本のこと2020年12月21日
定期的に行なっているメンテナンスの一環として、オフセット両面印刷機のオイル交換をしました。 このオイル交換は、1~2年の周期で実施しています。 オイルタンクの蓋を外して中のオイルをくみ取り、ウエスでし・・・
印刷のこと2020年12月10日
この最近、小ロットの冊子印刷・製本が続いています。 写真集や論文、詩集、日記など、あらゆるジャンルの本。 どの製品も発行者や著者、撮影者の熱意を感じながら、要望を最大限取り込み、1冊1冊本としての形を・・・
製本のこと2020年11月30日
既製品の封筒のなかで、大型の部類に入る封筒がいくつかあります。 角A3(A3用紙が入る封筒)や角B3(B3用紙が入る封筒)、レントゲン袋(レントゲン写真を入れる封筒)など、普段はあまり使わないけど、時・・・
印刷のこと2020年11月26日
印刷・製本工程では、インキ濃度調整、見当あわせなどの過程で、どうしても製品にすることができない印刷用紙が出てきます。この製品として使えなくなった紙のことを「ヤレ」と呼んでいます。このヤレという言葉、も・・・
製本のこと2020年11月2日
印刷する紙の種類によって、より鮮明に印刷できるよう設定するものに、線数があります。あまり、聞きなじみのない言葉かもしれませんが、スクリーン線数とも呼ばれています。 印刷物の写真をルーペで見てみると、細・・・
印刷のこと2020年10月22日
印刷会社の必需品のなかに、「ルーペ」があります。 ルーペとは、虫眼鏡や拡大鏡のことを指し、小さなものなどを拡大して見るための道具です。印刷中やデザイン・組版のとき、営業で受注するときなどに、このルーペ・・・
デザイン・制作のこと2020年9月23日
KYC(熊本ヤブコギマーズクラブ)様の やぶこぎまあの足音―KYC創立50年記念誌― を作製させていただきました。 1970年代(メンバーの皆さんが20~30代の頃)から始まった山登り、沢登りの活動が・・・
製本のこと2020年9月17日
久しぶりに4色機(カラー印刷機)のインキローラーを交換しました。 インキローラーの交換手順は、 ①ゴムを巻き替えた新しいローラーのチェック ②古いローラーを機械から外す ③機械の掃除 ④新しいローラー・・・
印刷のこと2020年7月13日