株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

ちょっとしたこと

本当に“ちょっとしたこと”なのですが、先日「これは快適かも」と思うことがありました。

それは近くのコンビニに車で行ったときのこと。
今までそのコンビニは、道路と駐車場(歩道)の境目に段差があったように記憶していたのですが、その段差がなくなっていて、道路とほぼ同じ高さ(フラット)になっていたんです。

通常どこのコンビニも駐車場の入り口にちょっとした段差があって、とくに左折で入るときはタイヤを伝って「グイッ」と少しの衝撃を感じるのですが、今回はその段差が解消されたので、「あれ…何かいいやん…」とストレスフリーにコンビニへ入ることができました。
今まで一度も考えたこともなかったけど、「段差がないだけでこんなにも違うんだなー」と、ちょっとした感動さえ覚えました(笑)。
※後から調べてみたところ、こういった段差にはいろいろと役割があるようで、走行中の車が進行方向を誤って歩道へ逸脱してしまうことを防いだり、雨水が侵入するのを防いだり、視覚障がい者の方が車道と歩道を識別しやすくしたりするためなど、車両と歩行者の双方の安全性を高めるために道路との境界線を示す段差が作られてきた経緯があるとのことでした。現在は「バリアフリー法」の改正などもあり、高齢者や身体障がい者、車イスやベビーカーなどが通行しやすいよう、段差2cmの「フラット形式」が採用されることが多くなっているとのこと。

車を運転する側からしたら「あっ…いいな!」「快適!」と思うことでも、歩行者の立場になると180度変わることもあるし、とはいえ「バリアフリー化」が進んでいるなかで、高い段差は少しでも減らしていくという流れなのかもしれません。
こういう「道路の段差」という“ちょっとしたこと”ではありますが、「快適さ」と「安全性」について、いろいろと考えさせられた出来事でした。

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