「カルビー ポテトチップス」のパッケージがカラーから白黒へ…。
ここ最近、巷やネット上で話題になっているこの件。中東情勢の影響を受けて、供給が不安定なインキの使用量を削減するため、「インキを2色(白黒)に変更して対応する」との発表でした。
業界全体が直面しているというか日本全国が直面しているこの大きな問題に対して、一石を投じた姿勢に共感しつつ、一方で“消費者”の側からすると「うすしおはオレンジ、のりしおは黄色」といった暖色系のカラーイメージが脳裏に刻み込まれているので、白黒のポテチがスーパーの棚に陳列されているイメージが現段階でなかなか湧かないのも事実。同じ印刷業の人間としても、だいぶ衝撃的なニュースではありました。
資材の高騰はしょうがないにしても、印刷に使う溶剤などがなかなか手に入らないとなると、「刷ろうにも刷れない」という、とても厳しい状況だと感じています。
パッケージ印刷の流れも、「できるだけ印刷をせず中の商品を見せる」もしくは「白黒印刷で溶剤を減らしてコストの上昇や使用量を抑えていく」などの方向へいく趨勢にあり、業界全体の今後を大きく変えていきそうな気配もあります。
「印刷は、紙(材料)とインキがないと刷れない」。若手の頃、資材の注文の際にベテラン社員からよく言われたものですが、まさにそのことが現実味を帯びてきている昨今の現状。とにかく早くなんとかならないものかと気をもみながら仕事をしています。





