株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

インデザイン(InDesign)で発見したこと

InDesignを使って組版を行なうとき、人名や地名などの固有名詞で、どうしてもIllustratorで作字をして本文に入れ込まないといけないことがあります。

いわゆる「外字」を本文中に入れ込む(アウトライン化された外字を配置する)作業なのですが、赤字の差し替えなどで文章がずれたり、行間が変化したりしたときに、配置した外字が同時に動かず、そのまま取り残されてしまう現象が起こっていました。こうなってしまうと、校正で気付かなければそのまま製品になってしまうため、とても危険な作業になります。以前、この問題を解決できる方法を見つけたので、その一例を紹介します。

例えば、本文中に「英(くさかんむりが++の外字)」という字があったとします。


Illustratorで作字してアウトライン化された外字の「英」をそのまま「配置」すると、画像と同じ扱いになってしまい、本文がくられても移動しません。


その「英」を、テキストツールで本文中にカーソルを置き、貼り付けします。そうすると、「英」の文字は見た目は画像ですが、1つの文字として反映するので、文章を差し替えたり、行間が変化しても同時に移動してくれるようになります。


印刷会社で組版を行なう際には、後の工程(校正や刷版、印刷、製本など)にツケを回さないように細心の注意を払っていますが、少しのミスが重大な損害につながる場合があります。外字の問題も、同時に動くのと動かないのとでは大きな違いがあるので、少しでも危ない作業がないようにしています。

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