株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

オブジェクトが消える現象とその対処方法

Illustratorで作成したデータをオフセット印刷工程へ進める際、一部データが反映されず、消えてなくなってしまう現象が稀に起こります。

実際にどのようなときに起こったかというと、作成したオブジェクトにグラデーションをかけ、不透明度を変更し、グラデーションの各ポイントの色調と幅を決め角度を付けた、いわゆる「効果の二重適用」をかけた場合。なぜかその部分だけが「すっぽりと消えてなくなってしまった」という現象が起こったんです。


ロゴの他の部分は反映していたので、該当のオブジェクトに適用した効果の何かが引っ掛かっていたのは明らかですが、何が原因なのか分からないので、データを調べてみました。

グラデーションを単調にしてみたり、角度を取ってみたり、一つずつ効果を外しては確認した結果、グラデーションの透明+不透明度の変更を適用したことが原因じゃないか…というところまでは辿り着きました。

このときの現象の場合、最後にaiデータで保存していたデータをepsの拡張子に変更してみると、オフジェクトが消えることなくそのままのデータを反映することができました。


普段はめったに起きない現象ですが、今回のような現象の対処方法を探り蓄積していくことで、予期せぬトラブルを事前に防ぐことができます。
また印刷前のPDF(データ)と印刷中の紙媒体(実際の印刷物)を2重に校正チェックすることで、常に正確な印刷物作製を行なっています。

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