株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

夜光珠 閉課程記念号ー下関工科高(関工)定時制73年の歴史


令和4年3月1日、最後の4年生の卒業をもって山口県立下関工科高校定時制(前下関工業高校定時制)は、およそ73年の長い歴史に幕を下ろすことになりました。定時制の文芸誌「夜光珠」も第54号をもって発行を終えることになり、弊社にて閉課程記念号(最終号)を作製させていただきました。

吉村印刷は、昭和55(1980)年から、長年にわたり「夜光珠」の印刷・製本に携わらせていただいてきましたが、この度、最終号のご縁をいただき発行に携わることができたこと、社員一同大変嬉しく思っています。

↑夜光珠のバックナンバー


今号は、通常号には無い特集がたくさん組まれており、編集を担われた先生方・寄稿された卒業生や旧職員の方々の熱い思いを感じました。私たちとしても、長年作製に携わらせていただいてきただけに寂しさや切なさも感じますが、それ以上に最終号にふさわしい最高の印刷・製本にしようと張り切って作業にあたらせていただきました。

長い間、関工定時制及び下関工科高定時制を支えてこられた先生方、卒業生の皆様、関係者の方々、40年以上にわたってお世話になり、ありがとうございました! 関工健児誇りあれ!

以下、夜光珠編集担当の先生からメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

「今回、『夜光珠第54号・閉課程記念号』を作成するなかで、卒業生の母校に対する思いを強く感じました。この学校の定時制課程で学んだことを大切にされている方がとても多く、改めて良い物を作って届けたいとの思いを強くしました。今号のメインともいえるのが『卒業生からのメッセージ』です。最高齢90代の方~20代の方まで、予想を上回るたくさんの卒業生からメッセージが寄せられました。なかにはすでに亡くなられた卒業生に代わってご家族からメッセージが寄せられたり、“当時教えていただいた先生に会いたい”と直接電話をかけてこられたことが縁で、当時の先生と生徒がつながったり…と様々な出会いがあり、人との“繋がり”や“想い”を大事にしたいと思いました。 A・Y」

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