株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

年賀はがきの思い出

それは実家の一室を整理していたときのこと。

ずっと置いたままにしていて忘れていた、30年ぐらい前(小学校低学年ごろ)の年賀状が出てきたんです。(まだ郵便番号が5ケタ □□□‐□□! そうか…こんな感じだったなぁー)

久しぶりに手に取って眺めていると、教室の匂いとか、優しかった友達のこととか、先生の温かさとか、あの頃の思い出が蘇ってくるような感覚になりました。

当時は、年末にクラスのみんなに年賀状を書くことが当たり前で、それは女子も男子も関係なく、20枚くらいは出していた記憶があります。

クラスの友達からは「いつもありがとう」「今年も一緒にあそぼうね!」との明るい言葉。
転校した友達からは「こっちは○○を練習しているよ」「また会えたらいいね!」と懐かしい言葉。
転任した先生からは「運動会頑張っていましたね」「元気に過ごしてくださいね」と温かい励ましの言葉。

なかには可愛いイラストをはがきいっぱいに書いてくれている友達がいたりして、あぁそういえばこんなに年賀状のやり取りをしていたんだなと思い出しました。

ずっと見ていると昔にタイムリープしたような感じで、なかなか片付けが進まない…(笑)。それぐらい昔のことが思い出される感覚でした。

音楽を聞くと(例えば中学生のときに合唱コンクールで歌った曲とか)、その当時の練習風景とか卒業式で合唱した情景とかを思い出すことは今までもあったけど、年賀状でも同じようなことってあるんだなと少し感動…。

30年経ってもいい思い出として友達や先生との記憶が残っているということはありがたいこと。それを思い出させてくれる年賀状という存在があってよかった、年賀状って地味だけど意外にすごいなと気付きました。

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