暗渠に興味をもったのは小学生の頃、
近所を流れる田中川の横を歩いていたときに、
ふと疑問に感じたことがきっかけでした。
「この川、途中で見えなくなるけど、どこまで続くんだろう？」 と。
↑田中絹代ぶんか館の脇を流れて、市役所横で地下へ
↑素朴な疑問…この先はどこに続いているのか？
さらによく見てみると、
「川の上に家が建ってる！」
ということは、「道路の下に隠れてるってこと！？」
ますます謎が深まります。
↑川の上に建築物。川の流れに沿って奥の建物の並びが曲がっているのが分かる
当時は小さかったので、
川の上に家が建っているなんて驚きで、
すごく不思議でたまらなかったんです。
それからは、
「公園横の道路の下も、実は川なんだろうか？」とか
「この穴から出てくる水は、どこから流れてくるんだろう？」
などなど、地面の下に何があるのか、とても興味が湧いていました。
↑片面は完全に道路
↑川上から見ると、川の上を道路が走っている
↑違う方面からの水路が川に合流している場所
今でも道路工事に遭遇すると、
「その下はどうなっているんだろう…」と、
ついつい覗き込みたくなります。
↑近くには田中川改修の記念碑も
田中川の始まり（水源？最初の一滴？）がどうなっているのか、
ずっと疑問を持ち続けているものの、
実はまだはっきりとは分かっていません。
たしかに存在しているけど、
直接目で見ることができないもの。
その謎を解くカギを探すときの
みょうにワクワクするこの気持ち。
いつになるかは分かりませんが、
追って探索していきたいと思っています。