長周新聞社様より、手帳作製のご依頼をうけ、上製本の創刊65周年記念手帳を作製しました。

「180度開いて書きやすく、万年筆で書いてもインクが紙ににじまないもの」とのご要望に応えるため、お客様と何度も打ち合わせを重ねました。そのうえで、本文用紙、布クロス、チップボール紙、見返しに使用する紙、スピンの色など、ハードカバーに使う材料を決めていきました。


今回の手帳作製にあたっては、吉村印刷として培ってきた経験をもとにしながら、手帳専門店に足を運び、様々な手帳の作り方を研究。実際に使用する材料でサンプル手帳を作り、何度も使い勝手を確かめ、どうしたら丈夫で書きやすく、他にはない手帳ができるかを追求しました。

１冊１冊を丁寧に作り込み、完成までには多くの日数がかかりましたが、納得のいくオリジナル手帳が出来上がりました。


ご注文いただいた長周新聞社様、製本資材や紙の質など、様々な場面で関わってくださった方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。