株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

活版機で入れるナンバリングの印刷


まだまだ現役の活版印刷機で行なっているナンバリング印刷。伝票やチケットなど多くの製品で必要不可欠なものなので、定期的に印刷の注文が入ります。オフセット印刷やオンデマンド印刷に比べて時間と手間がかかりますが、貴重な機械として大切に使っています。

通常は、オフセット印刷機で印刷した刷り本を活版印刷機の給紙台にセットし、印刷します。オフセット印刷の版を作るときには、ナンバリングの印刷やその後の工程を考えて何丁掛けで刷るかを決め、流していきます。

ナンバリングを印刷するときには、その印刷された紙に合わせて寸法を測り、所定の位置にナンバーを入れます。

↑印刷するときは2丁掛けや3丁掛けで刷ることが多い。これは3丁掛け用に組んだもの



↑印刷機に版を取り付けた状態。今回の印刷は2丁掛けだったので、ナンバリングを2個組み付け



↑組み付けたナンバリングを拡大するとこんな感じ。この上に活版用インキを乗せ、本紙に印刷



↑実際に印刷した製品。きれいにくっきりと印刷されています

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