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浜木綿

7月に咲く浜木綿(ハマユウ)を撮りに角島へ。あいにくの曇り空で風がとても強い日和でしたが、角島灯台の南西側の海岸には、相変わらず浜木綿が白い花を咲かせていました。


強風で揺れる花の動きを止めるためシャッタースピードを上げたり、雲の白飛びを抑えたり、灯台を背景に入れながらできるだけ浜木綿が広く咲いている風景をと、いろいろ動き回って撮ってみました。

満開の浜木綿が咲き乱れるベストな時期に訪れたいのですが、週末に限定されるため、なかなか難しいです。来年は、青空や海をバックにして撮れればと思案しています。

浜木綿は「下関市の花」に指定されているのですが、宮崎県の県花でもあり、全国16市町村の花でもあるそうです。また、下関と韓国・釜山間を運航している関釜フェリー「はまゆう」の船名に使われているほか、2012年の第52号まで発行されていた下関工業高校(現在の下関工科高校)の年間総合誌「浜木綿」にもその名前が使われていました。

名前の通り海岸沿いに咲く夏の風物詩、浜木綿。種子は海上を何ヶ月も生きたまま漂流する能力があるそうで、海流にのって海岸に漂着しそこから発芽し分布を広げていったと考えられているそうです。その強さと白い花の純粋さが人気の理由かもしれませんね。

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